紙すき体験談

五箇山の和紙の里で紙すき体験をしてきました。
ここが和紙体験館です。時間も10分ほどだし、御代も安いです。

ひんやりとした室内で、係りの女性が1人いらっしゃいました。
この方に教えて貰いながら紙すきを体験していきます。

新聞紙の半分くらいの和紙や、はがきサイズの和紙、うちわなどから自分の好きなものを選んで作ります。
私は初心者向けのはがきサイズの和紙に挑戦です。
まずは、はがきに載せるワンポイントの落ち葉(レプリカのもの)を選びます。
どれにしようかな~。

次に、型を用意してもらって紙すきをします。
1回すくったら、前後左右に揺らして和紙を均等に振り分けていきます。
おおきく枠を動かすと上手くいくみたいです。これを3回繰り返していきます。

さっき選んだ落ち葉を上に載せます。
見た目が厚みがあるように見えますが、水分を含んでいるからだそうで。
後で乾かすとぺっちゃんこになるそうです。
この後、お玉で上から和紙のもとを数回かけてふたをします。

ここからは、係りの方がやってくれます。まずは型からはずして形を整えます。

水分を吸い取るのは、強力な掃除機でやります。
見る見る水分が吸い取られていくのは、見ていて面白かったですよ。
干からびていくみたいな感じです。

最後に、スチームが効いた鉄板の上に貼り付けて乾燥させます。
ここまでで、10分ほどです。あっという間でした。

ちなみに、これが和紙の原料になる「こうぞ」です。
五箇山では、このこうぞを冬の間に雪の上に干して色素を抜き白くしていきます。

これが和紙を繋ぐ接着剤となる「トロロアオイ」の根っこです。
冷たい温度でないと粘着力がなくなってしまうらしく、常に冷たい水につけてあります。
寒い地方で紙すきが発達したのは、トロロアオイの性質が関係していたんですね。

和紙のはがきができましたー。
小さいタイプだったので簡単でした。ほとんど係りの方にやってもらいましたし。